外壁塗装を選ぶ際に
外壁塗装の種類は、使用する塗料によって違います。
外壁塗装の依頼をしたら、塗料の自紙によってグレードがいくつかあることを説明されるかと思います。
グレードがいいから安心と言うわけでも、悪いから良くないというわけでもありません。
それぞれの家の状態や、ニーズによって使う塗料を考えたらいいのではないかと思います。
出来る限り耐久性が長い方がいいという方もいるかもしれませんが、塗料の持ちが長ければいいというわけではありません。
耐久性が上がれば上がるほど価格が上がります。
値段が高いだけの価値があるかというのは、実際に住んでいる人が判断するところです。
ひとまず、下のグレードで押さえておいて、数年たったら色を塗り替えれば、常にきれいな状態の家を保っておけます。
特に若い人は、まずは好きな色で塗って、数年後には落ち着いた色に戻すという方法もありでしょう。
事実、下のグレードと最上級のグレードの塗料では、トータルの工事費用がずいぶん変わってきます。
良い塗料を使っても、他の部分で方が来ればまた足場を組むことがあるかもしれません。
慎重に選んでいただきたいものです。
外壁塗装と塗料の種類
外壁塗装の種類は、「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」の4種類に分けられます。
数年前までの家でしたら、アクリルが一般的なグレードで多くの家に使用されてきました。
しかし、耐久年数が5年~8年と少々短く、近年ではもう少し上のグレードが好まれる傾向にあります。
「折角お金をかけて足場を組んだのだから」、「耐久年数が最長で8年は短すぎる」という声が多くなっているようです。
その中で、現在多くの人が選ぶのが「ウレタン」や、もう少し高級な「シリコン」です。
耐久年数が、ウレタンなら10年前後で、シリコンなら13年程度となっています。
さらに、上のグレードは「フッ素」ですが、現在ではここまでのグレードを選ぶ家庭は少ないです。
15年以上塗り直しが必要ないという事ですが、少なからず経年劣化が避けられません。
結果的に、現在ではある程度の期間で塗り直しをする「ウレタン」や「シリコン」が多く選ばれる傾向があります。
定期的に色を変えて、見た目を綺麗にするほうが、経済的ともいえるのでしょう。