見積もり書は必ず目を通す
素人からすると、外壁塗装に関する用語はよくわからないことだらけです。
塗装業界だけではなく、どんな世界でも必ず専門用語が存在します。
実際に、見積もり書を見てみると、素人にはよくわからない言葉が並んでいるはずです。
ただ、ここで良くわからないからと言って、簡単に目を通すだけで業者に丸投げをするのはやめていただきたいです。
塗装が終わった後にクレームをつけても受け入れてくれない可能性が高いですし、お互いに嫌な気分になるだけです。
特に、見積書のような公式な書面は、優しい言葉が書かれていないのが普通です。
全く知識がない人には良くわからないことだらけですが、思いもよらない作業をされないためには、きちんと目を通すことが大切です。
手を加えてもらう家は、購入時とても高い買い物であったはずです。
また、外壁塗装にかかる費用も決して安いものではありません。
見積書に目を通してみたときに、適当な書き方をしているようでしたら、その業者の作業はとても適当なはずです。
こだわりのある会社や職人さんでしたら、見積書も事細かにきっちりと仕事をしてくれるはずです。
見積書に書かれていることとは
外壁塗装における見積書には、大まかに4つの項目が書かれています。
1つ目は、足場架設などにかかる作業準備の費用です。
外壁塗装に移る前にとても大切な作業で、安全かつ、丁寧な作業をしてもらうために省くことができない項目です。
2つ目は、塗料を塗る前に行う高圧洗浄などの下準備です。
綺麗に塗料を塗る為にベースを綺麗にしなければなりません。
腐食している部分に手直しを加えたりすることで、より頑丈で綺麗な仕上がりにできます。
3つ目は、家に関する情報です。
家の面積や、塗料を必要とする壁の広さについてなどが書かれています。
それにしたがって、どれだけの塗料が必要なのか、数や値段が書かれているでしょう。
4つ目は、依頼者にとって本番である塗装にかかる材工費です。
塗料や人件費など、外壁塗装をする中で必要な費用が掛かれています。
どのような塗料が使われることになるのか、価格帯や種類に目を通しましょう。
また、人件費は不当に請求されていないか、作業員の人数や時間に確認しておくといいです。